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21年分相続税調査事績

関東信越国税局から平成21年分の相続税申告事績、相続税調査事績を公表していますので、かいつまんで紹介しておきます。
21年中に亡くなった被相続人の数が16万5657人、うち相続税の課税対象となった被相続人数は6305人で課税割合が3.8%。
相続人数については1万5599人となり、課税価格が1兆3197億円、税額が1370億円となっています。
調査事績については、2394件を実施。このうち申告漏れ等の非違があった件数は1938件、申告漏れ課税価格は609億円、追徴税額は122億円となっています。
そのうち海外資産関連事案は、調査件数が116件、非違件数84件となり、前年と比べて2倍以上増加しているそうです。
先に発表された税制改正大綱では、相続税は大きく増税となるようなので、一部の富裕層による海外資産関連の事案は今後も増加していくのではないでしょうか。

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カテゴリー:勝海