税理士法人 吉田会計


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土地家屋の評価

 今日で11月も終わりですが、いかがお過ごしですか?
 昨日はあまりにもすごい雨風の天気でビックリして、冬仕度をして出社したのですが、今日はまだ温かい方だったようです。
 せっかく温かい格好の準備をしたのに、温かくて嬉しいような準備が必要なくて悲しいような複雑な気分の今日この頃です。
 
 今日は「土地家屋の評価」を貼り付けました。

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カテゴリー:立川

租税法務学会にて

11月13日に租税法務学会で裁決事例の研究発表をしました。
事例は、平成21年3月21日裁決の相続税に関する広大地の評価でした。
相続税法では、財産の評価を時価で行うとしか書いてありません。(相法22条)
でも、この時価が実務上はなかなか厄介なものです。
実務上は、いわゆる1物4価とも言われるように、実は時価がいくつも存在します。
これは、専門家でなければとても不思議に思われるかもしれません。
相続税法上では、時価とは客観的な交換価値のことを言います。
つまり、不特定多数の独立当事者間の自由な取引において通常成立すると認められる価格を意味します。
しかし、実務上まだ実際に買い手が付いていない状況下で、客観的交換価値を把握すことは必ずしも容易なことではありません。
今回発表した「広大地」の問題は、その典型でしょう。
広大地は、最大65%もの評価額減が可能ですが、その評価にあったては専門家でもなかなか悩む部分です。
今回の学会では、そのような点についていろいろ貴重な意見をいただきました。

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カテゴリー:吉田

相続税の脱税等に関する罰則

平成22年度税制改正において、国税全般にわたって罰則についての見直しが行われています。
相続税法に関しては次の改正が行われました。
①脱税犯・・・懲役刑の上限が10年に、罰金刑の上限が1000万円に引き上げられました。
②申告書不提出犯・・・民法の規定により被相続人の特別縁故者に対して相続財産の分与がされた場合の修正申告の提出をしなかった者を適用対象とするとともに、罰金刑の上限が50万円に引き上げられました。
③秩序犯(検査忌避犯等)・・・罰金刑の上限が50万円に引き上げられました。
④税務職員の守秘義務違反の罪・・・国税の調査に関する事務に従事している職員の守秘義務違反に対する統一的な規定が国税通則法に設けられたことに伴い、相続税法からこの規定が削除されました。
これらの改正は、平成22年6月1日以後の違反行為について適用されます。

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カテゴリー:勝海

相続財産を公益法人などに寄附したとき

 寒い季節になりましたが、いかがお過ごしですか?
 新潟の天気予報には「雪」マークが現れました。
 どうりで寒い訳です。
 今日も温かい格好をして、風邪をひかないように気をつけたいと思います。
 
 今日は「相続財産を公益法人などに寄附したとき」を貼り付けました。

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カテゴリー:立川

遺産分割協議書

遺産分割協議書の作成の目的は、不動産や預貯金の名義変更等や相続税の申告書への添付の為だけでなく、相続人間における分割内容の合意・確認や、法的にも分割が終了したことを明確するという意味合いもあり、相続において重要な書類となります。
遺産分割協議書は相続人全員で行います。
協議が成立したことを証するために、相続人全員の署名押印が必要となりますが、このときの印鑑はすべて実印となります。
財産・債務は、もれなく記載することが必要となりますが、生命保険金・死亡保険金は遺産分割協議の対象ではないため記載は要しません。
遺産分割協議書の作成は、税理士・司法書士等の専門家と打ち合わせの上作成することができますが、今はインターネットで検索すれば、記載例などを容易に確認することもできますので、参考になさってはいかがでしょうか。
なお、遺産分割協議書の作成に当たって、個別の財産を明記せず、「全ての遺産」という表現を使うこともありますが、少なくとも不動産に関しては名義変更登記の関係上、明記したほうがよいでしょう。
また、先に述べたように「相続人全員」で行い「署名押印」する訳ですので、後のトラブルにならないよう、全員が内容を正しく把握することが大切です。

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カテゴリー:勝海

11/11~17は「税を考える週間」です

 暴風雨な今日この頃、いかがお過ごしですか。
 この暴風雨の中を帰ると思うと、凄く心配です。
 気をつけて帰ります。。。
 11月11日から17日は「税を考える週間」です。
 テーマは「IT化・国際化と税」
 この機会に今一度、税について考えてみましょう。

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カテゴリー:立川

リバースモーゲージ

リバースモーゲージというのを聞いたことはないでしょうか?
高齢者などが自宅に住みながら持ち家を担保に金融機関や自治体等から老後資金を借りて、死亡時に一括返済する住宅担保型ローンの一種です。
通常の住宅ローンは、一括して資金を借入れ徐々に利息と元本を返済していくためローンは減っていきますが、リバースモーゲージはその逆で、分割で資金を借り入れていくため、ローンは徐徐に増えていく仕組みとなります。
またリバースモーゲージは、借り入れた者が死亡した後に一括で返済する仕組みのため、実際に返済する義務を負う者は相続人となります。
相続人自身の財産を返済に充てることもできますが、基本的に担保不動産の評価額の一定金額が融資限度額とされるため、限度額いっぱいに融資を受ければ比較的高額になります。
そのため、相続人が相続により取得した不動産を任意売却して得た現金で返済することを前提としているようです。
相続人にしてみれば、不動産の相続で相続税が生じるうえに、取得した不動産を売却すれば譲渡所得として課税対象となるため、抵抗を感じる向きもあるように思われます。
しかし、リバースモーゲージの債務は債務控除の対象であり、一般的にリバースモーゲージによる借り入れをする者は、持ち家しか遺産がないことが想定されるため、相続税が課されないことが推測されます。

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カテゴリー:勝海

相続人の範囲と法定相続分

 強い雨風に襲われている今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?
 11月になって今年も残すところあと2か月となった今日、新潟はすごく強い雨風に襲われていますが、他の都道府県ではいかがでしょうか?
 日本地図が出て、その上に簡単にアイコンで表示される全国の天気予報で、強風で傘がさかさまになっているアイコンを初めてみました。
 それだけすごい強風と豪雨なのか……とそのときは思っただけでしたが、すごい強風と豪雨です。。。
 皆さん安全運転、安全歩行を心がけましょう。
 今日は、「相続人の範囲と法定相続分」を貼り付けました。

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カテゴリー:立川